焙炒・焙煎・冷却
ロータリー流動焙炒装置とは、主に醤油製造で小麦を焙炒する為に利用されている機械です。流動化状態で原料を均一に加熱し、連続焙炒による自動運転で生産性を向上します。
連続投入された穀物原料層の下から熱風を吹き込むことによって穀物を浮き上がらせ、流動化させます。原料は流動し熱風で急速加熱され、高効率・省エネルギーかつ衛生的に焙炒されます。
開発においては、加熱温度と時間の関係を徹底的に追求。その結果、熱風流動焙炒方式で初めて、コゲや蛋白質の可変性を抑制しながらもでんぷん質の高いα化度(糊化度)を達成する最適条件を得ました。
全自動で連続焙炒できるため、大幅な生産性アップにも貢献します。
1.砂などの熱媒体を使用しないため、原料に異物が混入せず衛生的。
後工程の装置が砂等によって痛まず、砂等の回収の手間も不要。
2.流動化状態で焙炒するため、原料を均一に加熱。炒りムラがなく一定の品質を実現。
3.連続焙炒による完全自動運転のため生産性が大幅に向上。
4.焙炒温度(熱風温度)を直接制御。焙炒条件を容易に設定可能。
5.原料を直接熱風で加熱。循環方式で熱風を発生させて大幅な省エネを実現。
6.断熱を徹底し放熱を抑制したことで、従来方式と比べて作業環境が大幅改善。
7.動作不良の際に発火を防止する散水機能を搭載して安全性を確保。
■用途例
一般食品…米・豆
醸造食品…小麦・大豆・米
飲料…玄米・大豆・大麦
飼料…飼料用大豆
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